或る男の話「腎臓・結婚・海辺の果樹園・女の子との付き合い方の解らない男、最後の相手に何回でも恋をする。。。」

コレは去年、或る男の話。。。

昔の恋人との二泊の帰省も兼ねた旅行だったらしい。
その昔の恋人とはとうに終わっていて、何らか有る訳では無いが懐かしさから、
癒やされるかなと思って企画された旅だったらしい。
別れたからには、お互いに思う事も有ったらしい。

でも再会し、又恋に落ちた。 
恋心と云う感情は大人になると形成されにくい。
付き合う＝好き、では無くなってくる。。。
男は青春期に、同時期に一目惚れをした娘が二人居た。二人とも本当に好きだった。
ソンナ恋心は上手く続く訳も無く二人ともと別れ、全く別の娘と東京で暮らしだした。
コノ辺りから恋心は男の中で発生しなくなっいた。
その娘にも恋心を抱いた訳でも無かったが長い時間を共にした。
時は五年ほど流れた頃、男は独りに成り、昔同時期に恋心を抱いた娘の片割れと再会した。
男は又、一緒に居たいと思い、二度目の恋心が生まれる。
男は自分なりの考えを持っていて、ソレは他人の介入を許さず、二度目の恋心は静かに去っていった。 
男が結婚を意識した唯一の相手だった。。。
時は二年ほど流れ、男は又その娘と、又も再会する。
二度終わっていた事も有り、男は軽いバカンス程度に里帰りも兼ねての再会だった。 
話をして、一緒に映画を観て、ご飯を食べて…。 

…もう、好きになっていた。。。
多分、何度別れても再会すれば、又好きになる。 
男の中で発生しなくなっていた恋心は消失した訳ではなかった。
思えば最後に恋をした相手だった。
「貴方は本当に酷い彼氏だった」 

…申し訳ないと思った。 
最後の恋人は、男に色々教えてくれた。
愚鈍で自分勝手な自分が恥ずかしかった。
「貴方は本当に酷い彼氏だった」

男は今思い起こして、後悔に涙した。

「貴方は本当に酷い彼氏だった」

…情けない。
右手に走る痺れは親友の言によれば食生活やお酒からくる慢性の症状らしい。
共に過ごした再会の日に走った痺れを、男は自分への罰なのだと思った。

男は泣きながらに思う。

…ゴメンナサイ。
コノ旅で久しぶりに会った病の親父分と会い、腎臓移植の話をした。
男は貴方が生きる為のパーツが必要なら提供すると言った。
選択肢などないと言った。死なれては困ると言った。

男には帰る場所など無いと思っていた。
本当に失う訳には行かないと、其処で思った。
最後の恋人とは二日間、色々と話をした。
今後の事は解らないと思った。
でも前を見て行こうと思った。
右手の痺れが有る限り、コノ旅の事は忘れ得ない。

得たモノは大きい。
自己内に失った感情の存在を知る事は生を感じさせる。

罰を受ける事は救いにも繋がる。
「貴方は本当に酷い彼氏だった」

…今コノ瞬間、壊れたいと思う自分が好きだと思えた。。。

…写真は去年の12月頭に高知に帰省旅行した際の記録。

ねこねこねこねこねこウサギねこねこねこねこウサギ。。。

ミケランジェロより、インダス文明より、背中の広い女のヒトより、猫が好きなsupershooter! mo:toyukiです。
一年の締め括りとか関係無く…又々猫特集です。

先ずは日比谷公園にて。。。
追っかけ回したり、ジワジワ近付いてったりしてシュート。
日比谷公園、結構一杯居ると猫を愛でに来てた女性から聴いた。
最低後二・三箇所の猫プレイスが在るとの事…又行こう、日比谷公園猫場巡り。
先日目黒川沿いを歩いてた時に見つけた二人。
車上の仔はジッと見てるだけで動かず…。
もう一人は直ぐに近寄ってきてくれた
可愛いサビ猫は多分キョーダイよね。
で、最後は我が家の黒い悪魔のイジワル伯ちゃん（3.6㌔→4.0㌔）。
時に赤ちゃんの様で、時に流線型で、時にC3-POの様な伯天（♂）ちゃん。
ウサギのリックシャック（耳も手も全く動かない）。
嗅ぐ伯ちゃん（最近、野菜味が好きと判明）。
何か安心して仲良く成る二人、愛らしい

何か本当に猫ばかり撮ってるヮ。
この感じは余り喜ばしく無いヮね、きっと。
でもマァ年も暮れだし、来年なたら考えよう。
いやぁ~猫って良いモンですネェ

ねこねこねこねこねこねこねこねこねこねこねこねこねこねこねこねこねこねこねこねこねこねこねこねこ。。。

三種の神器より、三度の飯より、猫が好きなsupershooter! mo:toyukiです。
2007年も暮れなので此処二ヶ月くらいで撮った猫さんたちを並べてみようかしら、と不意に思いました。

まぁ先ずは「我が家の黒い悪魔」こと「イジワル伯ちゃん」こと伯天(♂)から行きましょう。
うわぁぁぁ、伯ちゃん、可愛い
平日の職場の虎ノ門に在る洋食屋さんの周りに居るヒトたち。
結構一杯居るらしいヮ。
お店の名前は如何やら「Cafe&Bar HANZ」らしいワね。
それにしても、皆、とっても可愛いヮ
12月頭の高知規制時撮った猫さんたち。
高知城の石垣の間で泣いてた仔は目を患ってた…どうもしてやれない自分に煩ってた。
コレも高知の猫さんたち。
早朝の誰の居ない繁華街内の公園に三人。
二・三枚目のヒトは凄い良い面構えと妙な落ち着き加減を兼ね備えてた。
アノ感じは中々に遭遇しないだろうから、是非又会いたいヮ。
処変って渋谷川の淵の居酒屋さんの前に居る猫さんたち。
左のヒトはマスクだけど、右のヒトは中分けっぽ。
又、我が家の伯ちゃん。
時折、左端みたいに意地悪い顔をして機を伺っていたりする。
とても表情豊かでフォトジェニックなのょネ。
虎ノ門より最近よく遭遇する黒いヒト。
イマイチ慣れてきたのかマダマダなのか解り辛い。

僕はネコレーダーが過敏なので何処行っても結構見つける…と云うか探してる…と云うか探し捲くってる。
道歩いてる時は、誰かと歩いてても一人でも絶対キョロキョロしてる。
後は、一度見かけた辺りはキッチリ覚えておいて、偶々通る際には必ず確認する。
もうコレは完全に中毒なので止める事は無いと思う…。
いやぁ~猫って良いモンですネェ